「北陸ジュニア竜王戦」は2022年、将棋界最高位の「竜王戦」(読売新聞社、日本将棋連盟主催)の名を冠したジュニアの将棋大会として誕生しました。北陸のジュニア棋士がお互いを高め合う場になることを願い、「竜王」と「昇竜」の2つのクラスを設け、上級者から初心者まで広く参加できるようにしました。毎年、富山・石川・福井各県の予選を勝ち抜いた24人が本大会の代表戦に出場し、熱戦を繰り広げています。竜王クラスの優勝者は北陸ジュニア竜王とのタイトル戦への挑戦権を得ることができます。また、竜王のタイトルを通算で3回獲得すると、「永世ジュニア竜王」の称号が授与されます。惜しくも予選で敗退した棋士も、本大会で開催される二部戦に参加し、互いに技を競い合うことができます。